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製品情報 機能と特徴

まねのできない技術、まねしたくなるアイデアで業界を牽引

業界初の技術を次々に発信

ドアは建物の出入り口に必ずあり、人を迎え入れ、送り出す、大切なアイテムです。生活に密着した場所に設置されるため、安全性、耐久性、静粛性、利便性、快適性、防塵性など、実に多くの機能が求められます。
求められる機能を実現する方法は必ずしもひとつとは限りませんが、それが良い技術であれば、やがては業界のスタンダードとなります。三和グループはこれまで、そうした先駆的な技術をいくつも送り出してきました。
そのひとつが1989年に業界で初めて採用したステンレスハンガーレールです。それまではアルミやスチールが主流でしたが、アルミレールにステンレスをかぶせて磨耗を軽減させ、400万回の開閉テストを軽々とクリアしました。この技術はレールの耐久性を飛躍的に向上させ、店舗を中心としたユーザー様にたいへん喜んでいただきました。

ステンレスを採用したことで耐蝕性耐摩耗性を飛躍的に向上させた。

こだわりと挑戦する姿勢を大切に

1992年には小型で高出力のハイポイドギアを業界で最初に採用しました。このギアをベースとしたシステムは現在でも高度技術として、私たちの大切な財産になっています。
また同じ時期に食品工場でも使用されるウレタンを使ったタイミングベルトを採用しました。耐久性、対摩耗性に優れたウレタンは、一般的なゴムベルトに比べて粉塵の発生を極力抑えることができます。ベルトの強度も格段に高まり、Sミリオンでは標準装備しています。

その先の「快適」を求めて

2002年にはDCブラシレスモータとハイポイドギアを組合せ、新しい制御システムを採用した中小規模ビル向けのMシリーズ、大型店舗やオフィスのステンレスフロント向けのHシリーズの出荷を開始しました。
両シリーズはともにマイコンを搭載した高性能なコントロールブロックを装着しており、開閉速度の微妙な調整もリモコン で手軽に行うことができます。
私たちの開発室では、人と街の「快適性」を向上させるための斬新なアイデアや技術が力強くはばたく日を待っています。

システム化された個別対応。最短当日出荷で現場のニーズに即応

オーダー性重視の現場ニーズに対応

自動ドアは原則としてオーダーメード商品です。しかも現場サイドから見ると、自動ドアの納入とセッティングは最終段階で、工期に追われての作業となりがちです。
そのため、サイズや仕様は当日受注、当日出荷、翌日取付工事というタイトなスケジュールに柔軟に対応するシステムを整え、現場をサポートします。
内外の営業拠点から集まる受注データはすべてホストサーバーで一括管理され、出荷スケジュールに沿って製造工場へ指示が出される仕組みになっています。

熟練の技でセッティング

受注が確認されると、ホストサーバーから製品の仕様や数量などのデータが製造工場へ送られ、熟練者の手で組み立てられます。
ちなみに使用する主要パーツはすべて国産でシリアルナンバーをつけて管理されており、この「Made in Japan」が内外の顧客から高い信頼性を得る基礎となっています。
また商品化過程における安全性や耐久性に関する各種テストにも厳しい自主基準を設けていますが、組立後の完成品について、業界でも例のない全品検査を実施し、品質管理に細心の注意をはらっています。また出荷時の梱包材を工夫し、環境への負荷軽減にもできる限り配慮しています。

タイムレス社会にあわせた緊急サービスネットワーク

アフターメンテナンス

施工・取付は「自動ドア施工技能士」(厚生労働省)の資格取得者が管理し、メンテナンス契約を行いましたお客様に対しては取付後も顧客管理システムに基づいて定期的な点検を実施し、安全確保に万全を期しています。昭和建産群馬工場はこの国家試験の実技試験場としても活用されています。

365日24時間フルタイムサービス

自動ドアは耐久性が高く、設置後は、できるだけ長くお使いいただくことが私たちの願いでもあり、そのためには定期点検やメンテナンスが大切です。
しかし万が一の異常や不具合には迅速に対処しなければなりません。人やモノの通行がタイムレスで進行する現代社会の実情に合わせ、修理やアフターサービスは24時間体制で対応します。サービスセンターが異常発生の知らせを確認すると、お客様の近くのサービスマンに指令が出され、専門技術を持ったサービスマンが直ちにお伺いいたします。

自動ドアが拓く人と街の未来

特殊機能のシステム化が急増

 建物の内と外を分ける自動ドアには、人やモノの通行をスムーズにする機能と、通行を制限する機能の両方が求められます。また今後は不特定多数に開かれるドアではなく、特定の人だけを通過させるような特殊機能が求められるようになるでしょう。
それは犯罪者の侵入を防ぐ防犯、企業機密の漏洩を防ぐ防御、エアシャワー等の防塵、特定の目的を持って設置され、個体認証など、その他の先端システムと一体化して進化していくことでしょう。

セーフティ&ユニバーサル

自動ドアの動作面においては安全性とユニバーサルデザインが永遠のテーマです。
高齢者や子どもが安心して通過でき、災害時にも適切に作動するという目標に、これでいいという「終わり」はありません。また静粛性の向上や振動の軽減には、サッシやドア、建築工法とのマッチングが不可欠です。
ドアは人とモノのあるところにこそ必要であり、その意味では、自動ドアが拓く未来は、私たちの未来そのものなのです。私たちはこれからも、自動ドアと人との最良の伴走者でありたいと願っています。